2022/12/21

死ぬときはこんなにひとり送り火を何度焚いてもわからなかった

鎌倉殿/義時

宮殿を継いだ後裔たちは聴くだろう海鳴り いずれ海蝕

鎌倉殿(と「北条時宗」と「太平記」)/北条家

似姿は祝いか呪いうそぶいて宮廷画家が描くサトゥルヌス

鎌倉殿/運慶

2022/12/04

お命じになってくださいぼくはもう官吏で剣で機構なのです

鎌倉殿/義時

(襟を撫で)振り向いたならそのときの
おまえの顔といったらないぜ

鎌倉殿/義村

2022/11/29

引き払うことはできるが出られないホテルの賭場のルーレット 赤

鎌倉殿/平六
鎌倉殿ってイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」では!?と思い…「チェックアウトはできますが、出ることはできません」。
ホテル・カリフォルニア

2022/11/27

飛梅が梅のまごころなら人はそれでも生きてしまえることが
咲きのこる紅梅の紅 きみという創(きず)をひとつの懐剣として

鎌倉殿/泰時→実朝

2022/11/20

ただしくて情が深くて繊細な彼(か)の足もとに積まれた髑髏
そのひとはやさしいのだと知らされてわれの社に雪降りつもる

鎌倉殿/公暁と実朝