ひそやかな合図にこたえ結露した窓を拭った 昨日ぶりだね
窓越しにつたえるメリー・クリスマス私の息は白くならない
シンウル/メフィラスとサトル
三次創作短歌でした。経緯
ゆきさきはどうでもよくてただ遠くまでの切符をふたりで買った
心中をしそこねているこめかみを寄せた車窓に海沿いのまち
ほんとうは終点の向こうへ連れていける彼方の桃源郷へ
缶コーンスープの底を軽く打つ子どもだましな家出の途中
シンウル/メフィラスとサトル
「ほんとうは〜」「缶コーン〜」は2022/12/10
きみの手をとって千年兄弟のごとくに顔を寄せ合っている
シンウル/メフィラス→サトル
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くちびるの端から蠍の尾が覗く「悪食だってご存知でしょう?」
シンウル/メフィラス←サトル
三次創作短歌でした
原作:@C7Vdoor さん
「冷えますね」つぶやいて朱を差した耳悪魔みたいななまえのくせに
シンウル/メフィラス←サトル
友情とは天秤を傾けること取り残されて独りのタンゴ
シンウル/メフィラス→サトル
ひそやかに革命は起きブランコを漕ぐことはない もう決めている
シンウル/リピアー
テーマは天秤とブランコでした。
友だち、と呼んでくれたねオニキスに指紋をつけるおごそかな手指
シンウル/メフィラス→←サトル
あの星がきみの瞳がまたたいたまたたきほどのきみのいのちが
シンウル/メフィラス→サトル
今宵、忍んでゆく あの窓の懐中電灯の灯を符牒として
シンウル/メフィラスとサトル
告げるとき視線を合わすほかならぬきみが教えた別れの合図
シンウル/メフィラス→サトル
三次創作でした 経緯