2022/11/27

飛梅が梅のまごころなら人はそれでも生きてしまえることが
咲きのこる紅梅の紅 きみという創(きず)をひとつの懐剣として

鎌倉殿/泰時→実朝

2022/11/20

ただしくて情が深くて繊細な彼(か)の足もとに積まれた髑髏
そのひとはやさしいのだと知らされてわれの社に雪降りつもる

鎌倉殿/公暁と実朝