飛梅が梅のまごころなら人はそれでも生きてしまえることが 咲きのこる紅梅の紅 きみという創(きず)をひとつの懐剣として
鎌倉殿/泰時→実朝
ただしくて情が深くて繊細な彼(か)の足もとに積まれた髑髏 そのひとはやさしいのだと知らされてわれの社に雪降りつもる
鎌倉殿/公暁と実朝
遠くへとゆきたい波の彼方から新しい風持ち帰るため
鎌倉殿/実朝