スピネルの鋭いひかり千日手ののちも汗の滲まないシャツ
シンウル/メフィラス
スピネルの鋭いひかり千日手ののちも汗の滲まないシャツ
シンウル/メフィラス
狐面を追ってあの子は 下駄ひとつ転がっている祭りのあとに
シンウル/メフィラスとサトル
教室の日向ばかりがよく似合うきみに黒蝶貝の指環を
シンウル/メフィラスとサトル
(ちょっと二十面相と小林君かも)
銀いろの正中線をひらくとき溢れるヘモグロビンではない赤
シンウル/メフィラス
吐くことの苦手なあなたのためにほら右手をどうぞ噛んでもいいよ
シンウル/メフィラス←サトル
三次創作短歌でした
太陽のかわりに捥いだ蜜柑の実 花盗人のように笑って
シンウル/メフィラスとサトル
三次創作短歌でした
元ツイート
名前だけ思い出せない友だちが囁くウルトラマンの弱点
シンウル/メフィラスとサトル
少年態メフィラスとサトル
にんげんに馴染むあなたにひと皿のカレー芽のまだのこるじゃがいも
シンウル/メフィラス←サトル
悪質宇宙人にふさわしい悪い地球人のサトル君です。
左手の甲を冷気が撫でていく夜の果てよりきみの訪れ
シンウル/メフィラス←サトル
いちばんの魔物に雪見だいふくをはんぶんあげるぼくの節分
シンウル/メフィラス←サトル
続き
大福を豆のかわりに頬張ってきみの来世は栗鼠かもしれず
メフィラス→サトル
「ぼくはぼく、いちどきりだよ」言い含むようにはるかな千年の時
メフィラス←サトル