明日さえ、そう明日さえ乗り切れば、この鎌倉の空も晴れるか
鎌倉殿/頼朝、義時
明日さえ、そう明日さえ乗り切れば、この鎌倉の空も晴れるか
鎌倉殿/頼朝、義時
ひた走る先立つひとを抜き去れるほどの速さで わたしは鬼神
鎌倉殿/巴
米蔵の奥の小僧をおれはまだ憶えているが 臓腑が烟(けむ)い
鎌倉殿/義村
弑虐は悦びか、否、半身を引きちぎっては生きていけない
麒麟/十兵衛
蜂の巣がひとつ京(みやこ)に増えました兄ならすでにおりましたから
燃えよ剣/沖田総司
にんげんがみんなさみしいけものでも共犯でした、あなたとわたし
鎌倉殿/千世
あやまたず貫けよこの肝臓を酒に浸して待っているから
いくつもの落日を見たはじまりは私が討ったひとつの落暉
燃えよ剣/芹沢鴨・沖田総司
見ていたいお前が地獄へ行くさまを盟友という特等席で
鎌倉殿/義村