残酷を愛していたよあかあかと火縄の縄を火がすり減らす
「首」/光秀
残酷を愛していたよあかあかと火縄の縄を火がすり減らす
「首」/光秀
眼球を洗ってみたいつみびととして晒されるあなたの髑髏
映画「首」を観ました。感想短歌です。
無花果を食べると喉が渇くから畳の血糊はまだ乾かない
ドラマ大奥/治済
ご褒美に手に白玉を載せたげる泣いたり喚いたりしましたね
どう康/瀬名
殺したい人間だけを殺せない呪いを浴びて血染めのけもの
どうする家康/信長
本能寺でした
切腹は三文字にする灰色の尖晶石をいっぱい詰める
龍馬伝/武市半平太
血盟の城にて育ち戦場はわが庭罌粟の花の咲く庭
/勝頼
うすはりを砕かぬようにホチキスで留める手と糸 あなたも あなたも
/瀬名と徳川幕府
ぶっ殺す愛を囁くその口が誰よりわたしを莫迦にしている
/大鼠
どうする家康
革命といえば農機具革命を知るのみの子ら また春が来る
大奥含む江戸時代フィクション
火のようなひとを愛したわれこそが大火となれと冀望したのだ
麒麟がくる/信長←信長
因業の牙がわたしを噛むときはあなたが其処にいるのでしょうね
鎌倉殿