境界にきみの気配を感じてるたとえば涙とともにめざめた朝に
シンウル/神永→リピアー
境界にきみの気配を感じてるたとえば涙とともにめざめた朝に
シンウル/神永→リピアー
唯一のひとをひたすら想うときふたたび出逢うゼルダポイント
きざはしをいちだん昇るそのたびに剥がれる衣 かつて人間
シンウル/ゾーフィと光の星 2022/11/28
無量光小さきを掌に載せているまだ階段に腰かけている
ウルトラマンシリーズ/光の国 2022/11/29
飛梅が梅のまごころなら人はそれでも生きてしまえることが
咲きのこる紅梅の紅 きみという創(きず)をひとつの懐剣として
鎌倉殿/泰時→実朝
白い花 もどらない花 いまよりはわたしのうたはすべてが挽歌
シンウル/神永→リピアー
蜘蛛の糸に鋏を入れたその音がひびく伽藍のがらんのこころ
大伽藍にひとり佇む神ならば惜しむべき友、眷属もない
シンウル/ゾーフィ(と光の星)
おとうとのいちずな愛を愛すのみこの身は浄土に縫い留(とど)められ
ウルトラシリーズ/ゾフィー
「ゾフィーのバラード」の二次創作短歌です。
神に似たひとの独白「きみもまたわたしを置いて先立ってゆく」
シンウル/ゾーフィ
考える必要はない 手のひらに目を覆われてなだれてゆけば
報われていいはずなんだ あのひとがシャワーを浴びる音がささやく
エルピス/一首目浅川恵那・二首目岸本拓朗