浮揚員ついに欠席 風の日の天使の落下事故のまきぞえ
『45° ここだけの話』長野まゆみ
感想短歌です
浮揚員ついに欠席 風の日の天使の落下事故のまきぞえ
『45° ここだけの話』長野まゆみ
感想短歌です
教室の日向ばかりがよく似合うきみに黒蝶貝の指環を
シンウル/メフィラスとサトル
(ちょっと二十面相と小林君かも)
相対す円錐形の白い塔と血玉卵を潰した空が
山尾悠子随筆集『迷宮遊覧飛行』のラブクラフトオマージュ作品の感想(三次創作)短歌です
弔いのかわりに奈落から吾が迫り出す「怪人二十面相」
探偵ロマンスと「少年探偵団シリーズ」の二次創作短歌です
にぎにぎしいほどの光にさらされて蚕食される子らにぎやかに
酉島伝法 『オクトローグ』「痕の祀り」感想短歌です。
暗幕の向こうはついに鳴りやまぬワルツ恋より愉しい遊戯
少年探偵団シリーズ/明智・二十面相・小林少年
血みどろの沼から伸びて咲く蓮の種の名前を きみのなまえを
AΩ/ガと隼人
外つ神は澄みわたる青忌まわしくおぞましいほど清らかな青
AΩ/ガ
ああ神よ、あの手だ、窓へ! この部屋はプールの底の光に満ちて
AΩ/唐松→ガ
聖別はひそかになされ外つ神の行きて還りしものがたり
ああきみよ人倫を踏み越えて来よ五千メートルの水煙を抜け AΩ/ガ
いまはむかし、むかしはいまの死ぬために生まれる女「わたしは手児奈」
小林泰三『玩具修理者』「酔歩する男」