シン仮面ライダー二次創作短歌連作
主のいない奇妙な屋敷(で幹部が執事になっている)
昨日はメイド、今日は執事の格好を 主のいない邸(やしき)の宴
/サソリオーグ
お叱りはただひとりから受けつけるエプロンドレスの脚投げだして
/KKオーグ
ひとりきり広い屋敷にのこされた執事が座る革張りの椅子
/イチロー
夢ならばここに確かに ジャケットの裏ポケットの短銃重し
/イチロー
シン仮面ライダー二次創作短歌連作
主のいない奇妙な屋敷(で幹部が執事になっている)
昨日はメイド、今日は執事の格好を 主のいない邸(やしき)の宴
/サソリオーグ
お叱りはただひとりから受けつけるエプロンドレスの脚投げだして
/KKオーグ
ひとりきり広い屋敷にのこされた執事が座る革張りの椅子
/イチロー
夢ならばここに確かに ジャケットの裏ポケットの短銃重し
/イチロー
斧を振ることしか知らない子かまきりに教えてあげる水辺の甘さ
シンライダー/クモオーグ→KKオーグ
て切らないでください受話器、うえに向けて置いてお部屋の音を聞かせて
シンライダー/KKオーグ
永遠はここにもあると墓守が貼り合わせてるシールとシール
シンライダー/ケイ
またここに戻ってくるの箱庭の藤棚に降るあたたかい雨
羽をもつのは私だったはずなのにあなたはひとり藤棚の向こう
シンライダー/ヒロミとルリ子
手づからに冠を編みあげたから白詰草のぼくになります
会えたこと、幸せでしたここがたとえ四つ葉の葉っぱの群生地でも
シンライダー/KKオーグ
エメラルド色にすべてを塗り潰せ息をするたびハイになろうよ
シンライダー/KKオーグ
埋没を願ったぼくに罰のよう身の丈ほどの長さの刃
シンライダー/KKオーグ(になったもうどこにもいない青年)
ああ蜘蛛になりたかったなきみの手に糸をひとすじ垂らしたかった
シンライダー/真の安らぎはこの世になく/クモオーグ
電線に絡みつく藤 目の前のぼくのことだけ見つめていてよ
シンライダー/クモオーグ←KKオーグ