思い出になってしまえばあっけないほどの忘却 迎えにきてよ
とくに誰ということはない短歌
思い出になってしまえばあっけないほどの忘却 迎えにきてよ
とくに誰ということはない短歌
相対す円錐形の白い塔と血玉卵を潰した空が
山尾悠子随筆集『迷宮遊覧飛行』のラブクラフトオマージュ作品の感想(三次創作)短歌です
人形の眉尻は下げて描くもの額づくために許されるために
日記です わたしと人形
血の呪いなどは信じないけれども鏡にうつる狼藉の主
日記
春霞 仙郷に生る桃の実もきみの行方を知らないと云う
シンウル/神永→リピアー
桃の節句っぽいものを詠みたかった
地雷など埋まってませんたったいまあなたが踏んだのは人ですよ
日記です
軽蔑と愛の近しさ考える途中の姉よそのままであれ
日記です
「地球はね、落ち込んでいた神さまが箱庭療法で拵えた」
どうせまだ線路はつづく花束を提げたあなたが降車したあと
日記です ちょっとスラダンの感想
しらじらと瓦解していく憎しみの城 いつかまたお会いしましょう
日記です