俺のこと使ってくれてかまわないスマホのライト機能みたいに
創作?/探偵と若様/探偵
俺のこと使ってくれてかまわないスマホのライト機能みたいに
創作?/探偵と若様/探偵
剣として法を戴く 僕にしかできないことがあると信じた
傘として法を戴く 時代など罰から逃げる理由《わけ》にならない
『刀と傘』/江藤新平・鹿野師光
師光は2024/01/31追加
あなたにはまじめに誓う棘として唾液をすべて飲み干すことを
創作?/探偵と若様/探偵
観ていたい、あますことなく書き記したくて死なずの宦官となる
日記です
くろがねのロボットの掌《て》にくだかるる脊椎(死んだ女の数の)
ブレイバーン/青年という名のロボット
永久に永久に百合がつぼみであるように舐めてしゃぶって朝露を飲む
創作クィアのラブ
「連れてって」囁かれればどこだって連れて行くのにローファーのきみ
創作?/探偵と若様/探偵
観たことのないものが好き贄として生まれた半身《つま》の磔の前
観たことのないものが好きあたらしく千年前に創った火傷
観たことのないものが好きあなたこそ夏のとびらをひらく惨劇
友人が誕生日にほしいものリストから『グラン・ヴァカンス』を送ってくれ、ようやく読み終えることができました。感想の連作です。
「観たことのないものが好き」
ほんものの鯨を観ないままなぞらえられた艦《ふね》の白いほねぐみ
『グラン・ヴァカンス』/ジョゼ
ひらくたび展翅のピンがうがたれて本を閉じても舞曲はやまず
『グラン・ヴァカンス』
斉唱よりぼくの拍動マーチンのブーツのかかとをうち鳴らしてく
日記
1/17にマーチンのブーツを買いました
忠誠を(首を捧げるから蹴って 躓かないよう跳んでいきます)
光る君へ/師貞親王へ夢短歌です