唇は生ぬるくあり男なら食わせ者ものめと罵られたし
「首」/秀長
唇は生ぬるくあり男なら食わせ者ものめと罵られたし
「首」/秀長
残酷を愛していたよあかあかと火縄の縄を火がすり減らす
「首」/光秀
眼球を洗ってみたいつみびととして晒されるあなたの髑髏
映画「首」を観ました。感想短歌です。
今日からは副流煙をぜんぶ遣る軌道を逸れたけどこれでいい
創作クィアのラブ
雪解けの風は吹けども私が編むとききみは謎として在り
創作クィアのラブ
趾《あしゆび》を泉にひたす不可侵の泉は僕の目には見えない
仮面ライダークウガ/一条さんと五代
胸もとにカラーの茎《なかご》兄貴よりきみに堕落が似合うってこと
創作クィアのラブ
ひとかけの雪をたずさえ君ん家《ち》へふたりで埋めた奴の代わりに
創作クィアのラブ
「海底へ帰るのです」とかぐや姫ここでないなら故郷になるわ
創作クィアのラブ
明日には連れ帰るから床の間の白い椿の花粉だけでも
創作クィアのラブ