蜘蛛の糸に鋏を入れたその音がひびく伽藍のがらんのこころ
大伽藍にひとり佇む神ならば惜しむべき友、眷属もない
シンウル/ゾーフィ(と光の星)
蜘蛛の糸に鋏を入れたその音がひびく伽藍のがらんのこころ
大伽藍にひとり佇む神ならば惜しむべき友、眷属もない
シンウル/ゾーフィ(と光の星)
おとうとのいちずな愛を愛すのみこの身は浄土に縫い留(とど)められ
ウルトラシリーズ/ゾフィー
「ゾフィーのバラード」の二次創作短歌です。
神に似たひとの独白「きみもまたわたしを置いて先立ってゆく」
シンウル/ゾーフィ
考える必要はない 手のひらに目を覆われてなだれてゆけば
報われていいはずなんだ あのひとがシャワーを浴びる音がささやく
エルピス/一首目浅川恵那・二首目岸本拓朗
星ひとつ砕けるきみがドトールでたのんだ僕とおなじコーヒー
シンウル/神永→リピアー
生存IF その後禍特対でウルトラマンやってるふたり
きみの手が砂糖をひと匙コーヒーへ小さな渦が宇宙みたいだ
神永←リピアー
2022/12/03
返歌のようなものを思いついたので…
ほんとうにノイズでしたかノイズのような悲鳴ではなく
創作/ホラー
友情とは天秤を傾けること取り残されて独りのタンゴ
シンウル/メフィラス→サトル
ひそやかに革命は起きブランコを漕ぐことはない もう決めている
シンウル/リピアー
テーマは天秤とブランコでした。
友だち、と呼んでくれたねオニキスに指紋をつけるおごそかな手指
シンウル/メフィラス→←サトル
もういちど痛くしようか あいさつの握手でできた擦過傷の手
創作
言語野がオーバーヒートする夜はきみと朝まで喋っていたい
呪術廻戦/祓ったれ本舗